GSPは、2002年から立命館大学で活動している学生団体です。
 大学に存在するジェンダー・セクシュアリティーの課題を専門に扱うために、文学部自治会を母体に発足しました。
 2005年からは全学自治会を基盤として、より広範な取り組みをおこなっています。
 立命館大学では、全学生が加入する「学友会」のもと、学生の自治活動が独自に発展しています。GSPも、予算・運営の面で大学側や企業等に依ることなく、学生の自治組織として活動を継続しています。



主な活動場所:全学自治会/学友会ボックス

(立命館大学衣笠キャンパス、学生会館1F奥)
〒603-8577
 京都市北区等持院北町56-1 立命館大学学友会GSP
Tel:075-465-8250

(学友会ボックス直通。GSP担当者をお呼び出し下さい)
Mail:g_s_p000@hotmail.com

(メールフォームもご利用になれます)


 GSPは、「学生が持つ問題に学生自身が向き合い、成長する」という学生自治会の考えと、同じ立場の仲間同士が助け合うピア・サポートの観点を持ち、ジェンダー/セクシュアリティの問題を、学生生活に関わる人権課題として位置づけました。
 ジェンダーとセクシュアリティの問題は、性的に何らかの問題を持つ当事者のみの問題、またはマイノリティの問題と見なされたり、語ることを忌避されたり、矮小化されたりという抑圧を受けがちです。
 大学生というステージは、多くの場合、「社会」に出る前の準備期間であったり、学びの完成段階とされます。その学生時代に、ジェンダーやセクシュアリティの問題を理解し、自尊心を培うこと。ライフスタイルや生き方の選択の結果、偏見や暴力を受けない/助長しないために、より正確な知識を得ること。自身の権利と、他者の権利に敏感であるための想像力を身につけること。これらの重要なステップを学生生活の中で実感できるように活動するのがGSPです。
 具体的には、以下のような取り組みを行っています。

 
・学生が持つジェンダー/セクシュアリティの意識を調査し、課題として政策化。各学部自治会に、取り組みの方針を提起する。
・学生の興味・関心に沿って、学習会や講演会を開催する。ニュースレターを発行して、情報の提供や意識啓発を行う。
・学生の持つ要求をまとめ、大学側と交渉を行い、問題を改善する。
・様々な生き方や性のあり方を考えるきっかけとして、学園祭で「レインボーパレード」を実施し、ジェンダーとセクシュアリティの観点の認知を広める(GSPが提案する「レインボーパレード」については、こちらをご参照下さい)。

> ヤマシタ トシミ(2008年度代表、4回生)
 高校時代の経験から、デートDV(親密な関係の中で起こる暴力)に興味を持つ。その後の社会人経験から、もう一度学びのスタートラインに。「オンナ」が楽しく生きられる「ゆるフェミ」を目指して活動中。

> ミヤモト マサキ(4回生)
 ピンク色の似合うnice guy。ファッションをきっかけに、ジェンダー・バイアスやメンズリブに興味を持つ。立命館大学のサークルを束ね、財政を担う「中央事務局」局長としても活躍中。


> シライ ヨウコ(2回生)
 2007年の学園祭スタッフから、晴れてメンバー入りした期待の新人。広い視座と地道な実践を目指す成長株。国際関係学部の自治会委員長も務めている。

◇メンバーは随時募集中です。
 興味のある企画のときにお手伝いしてくれるスタッフさんも歓迎!

 詳細はお気軽に、メールや電話でお問い合わせ下さい。

◇関西を拠点に、ジェンダー/セクシュアリティの分野で活躍する若手活動家を輩出しています。お問い合わせは、それぞれのリンク先へ。

>シミズ セイコ(2003〜2004)
 現在、性教育に携わる大学生グループを支援する「関西・セクシュアル・ヘルス・ユース・ネットワーク」の世話人

>ヨシノ ユギ(創設〜2004、元代表)
 現在、セクシュアリティに関する研究や、講演・啓発活動を行う大学院生

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