? 2007立命館大学GSP学園祭企画/レインボーパレード特設ページ



 
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Rainbow Parade 2007


   2007.11/18 15:00 START!

   @Ritsumeikan Univ. Bus-pool

  Ritsumeikan Univ. Gender Sexuality Project


 □ここは、立命館大学GSPによる学園祭企画、及び「第4回レインボーパレード」に関する特設ページです。
 □下のメニューから、それぞれの内容へどうぞ。 
 

 ◆学園祭期間スケジュール

 ◆学園祭期間事前学習会/講演会

 ◆パネル展「立命館大学のハラスメント対策」

 ◆レインボーパレード2007

 ◆問い合わせ


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 ◆2007年 学園祭期間スケジュール◆
 
 事前学習会/イダヒロユキ講演会
   11月 1日 (木) 16:20〜 @充光館301(映像学部新棟地下)
   11月 5日 (月) 16:20〜 @清心館505(文学部基本棟地下)  
   11月12日(月) 16:20〜 @充光館301(映像学部新棟地下)


 各学部巡回パネル展
  
 11月 1 日〜 6 日      @以学館1F ラウンジ前
   11月 7 日〜13日      @清心館1F ラウンジ前
   11月14日〜16日      @存心館1F ラウンジ前
   17、18日(学園祭当日)  @存心館1F ピロティー(法学部事務室前)


 学園祭当日企画「Rainbow Parade2007」
   
11月18日(日) 15:00〜(14:30受付開始) @立命館大学バスプール
  
  
 ◆今年のGSPの学園祭テーマは
暴力と人権」

 大学生や若者をめぐる環境のなかで、性に関する問題は近年数多く指摘されるようになってきています。ハラスメントやDV、避妊・性感染症に関するものなど、さまざまな分野にわたっており、多様です。
 その中でも、昨今大きく取り扱われている問題に、飲み会・コンパでのレイプ/ハラスメントや、恋人同士のDV(「デートDV」)があります。大学のサークルやコミュニティの中で起こった強姦やセクハラ・アルハラなどの事件が大きく取り上げられたのは記憶に新しいと思います。
 GSPが2005年に立命館大学生を対象におこなったアンケートでも、「飲み会で性的ないやがらせを受けた。」「避妊を求めたが、受け入れてもらえなかった。」などの意見が寄せられており、私たち一人ひとりが身近な問題として捉えていかなければなりません。

 しかしふだんの生活を過ごしているだけでは、性と暴力の問題を身近なものとしてとらえる機会はなかなかありません。そこで今回、GSPでは「性暴力と人権」をテーマに定めて、学園祭企画を行うこととしました。
 「どうして性暴力はおこるのか」「加害者と被害者の気持ちにどのようなズレがあるのか」など、事件の裏にひそむ理由に光をあてて、考えてみましょう。
  
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 ◆事前学習会/講演会◆
                          
 ☆いずれも事前申込等は不要。直接会場にお越し下さい。

  
【学習会1】11月 1日 (木) 16:20〜  @充光館301(映像学部新棟地下)
  【学習会2】11月 5日 (月) 16:20〜  @清心館505(文学部基本棟地下)  
  【 講演会 】11月12日(月)  16:20〜  @充光館301(映像学部新棟地下)


◆学習会(1)映画『告発の行方』から見る性暴力の実態
 第1回学習会では、レイプ事件をテーマにした映画『告発の行方』を鑑賞し、参加者同士で率直な感想交流を行います。

   
【映画のあらすじ】
     場末の酒場で、複数の男たちによるレイプ事件が起きた。被害者・サラの依頼
    を引き受けた検事補キャサリンは調査を開始するが、事件当夜、サラは酒に酔っ
    ており、被告側の男たちは和姦を主張する。さらにサラがマリファナを吸ってい
    たことも発覚し、不利な裁判になることを予測したキャサリンは被告側との裁定
    取引に踏み切るが……。


◆学習会(2)「レイプ」は私たちから遠い問題か?
 第2回学習会では、第1回で見た映画のレイプシーンから、性暴力が生み出される構造や、性暴力にまつわる人権問題を考えていきます。
 レイプと聞くと、どうしても深夜の路地裏や見知らぬ人などのシチュエーションをイメージしてしまいます。しかし、強姦事件は被害者の自宅など家の中で発生することが多く、加害者は面識のある人の場合がほとんどです。また、若くて綺麗な女性や、「アバズレ」「遊び人」といわれるような女性が被害に遭うと思われがちですが、実際の被害は年齢・外見・社会的地位に関係なく、「特別な人」が被害者になるわけではありません。
 私たちをとりまく性暴力の実態は、今どうなっているのか。もし性暴力の被害に遭ったらどうすればよいのか。ドラマや活字の中だけの「他人の話」ではなく、私たち一人ひとりの人生と尊厳に深くかかわる問題として捉えていきます。

映 画 『  発 の 行 方 』 
 監 督:ジョナサン・カプラン 
 出演:ジョディ・フォスター、他
(アメリカ/111分/1988年/パラマウント社)


▼イダヒロユキ講演会▼
 2回連続学習会を受ける形で、立命館大学非常勤教員のイダヒロユキ先生の講演会を行います。
 「ほめ言葉」が「暴言」に、「キス」が「暴力」に変わってしまうときがある。
 行為を「する人」と「受ける人」の間に生まれる食い違いが、性暴力の最も難しい点です。
 この講演会では、ジェンダー・バイアスや権力格差の存在が日常的なコミュニケーションに含まれて「性暴力」になりうることや、加害者・被害者にならないためのものの考え方、なるべく齟齬を生まない気持ちの伝え方、コミュニケーションの方法などについて、学生の立場に引き寄せてお話しして頂きます。

ダヒロユキさんのプロフィール
  1958年生まれ。大阪府出身大学非常勤教員。
  アウェア・デートDV防止プログラム・認定ファシリテーター。
  主な著書:『はじめて学ぶジェンダー論』(大月書店2004)
       『続・はじめて学ぶジェンダー論』(大月書店2006)
       『シングル単位の恋愛・家族論』(世界思想社1998)
       『シングル化する日本』(洋泉社2003)など。


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 ◆巡回パネル展◆
 
 
立命館大学では、1999年に「セクシュアル・ハラスメント防止のためのガイドライン」が制定されています。
 そのガイドラインを充分に活用していなかったことや、多様なハラスメントに対応していなかったことを全学的に一致する反省点とし、今年度7月に「ハラスメント防止のためのガイドライン」が新しく策定されました。
 
 GSPはこれまで、「学生にとって使いやすい相談形態」や「ハラスメントの実態」などのアンケートを行い、大学側との交渉を行ってきました。
 このパネル展では、新旧ガイドラインの比較を行い、新ガイドラインの改善された点、残された課題などを検証します。
 また立命館大学では、学生からの求めによって、施行後1年を目処に新ガイドラインの振り返りを行うことが約束されています。そこで、他大学のガイドラインやハラスメント防止の取り組みもあわせて紹介し、立命館ガイドラインの実質化に向けた議論を喚起したいと思います。
 このパネル展は、学園祭当日まで文・産・法各学部の基本棟を巡回し、多くの学生への周知をはかります。
 

   11月 1 日〜 6 日  @以学館1F ラウンジ前
   11月 7 日〜13日  @清心館1F ラウンジ前
   11月14日〜16日  @存心館1F ラウンジ前
   17、18日  @存心館1F ピロティー

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 ◆レインボーパレード2007◆

 11月18日(日)
  14:30 受付開始
  15:00 スタート(すぐ出発しますので集合はお早めに

  ☆立命館大学衣笠キャンパスの、バスプール内のテント(正門から入ってまっすぐ)で受付。
   オープニングアクト後、アピール地点で参加者の思いを発信しながら学内を一周し、その後東門から
   公道に出ます。西大路通を南下して、人通りの多い白梅町までパレード。折り返して再び大学構内に
   戻り、エンディングとします。
                 
立命館大学Jazz Clubのジャズ演奏 & 高槻くげの会のチャング演奏とのコラボあり!

もちろん、沿道からの
飛び入り大歓迎!


  
☆集合/出発地点の地図 >>こちら

  
☆パレード参加にあたっての諸注意>>こちら

  
☆今年のキャッチコピー、及びコンセプトを表現したポスターデザイン >>こちら

  ☆昨年の様子は >>こちら


 今年で4回目となるGSP主催のレインボーパレード。「ジェンダーとセクシュアリティに関する問題の認知を広める」「生と性の問題について広範なアピールをする」という2点を緩やかな一致点として設け、毎年様々な方にご参加いただいています。

 今年のレインボーパレードのテーマは
さやくな、べ」
 性に関する問題について、何か疑問を感じたり、不快に思ったりすることがあるとき。それを口に出したとしても、軽んじられたり、冗談として捉えられてしまう経験も少なくないのではないでしょうか。性の問題はこれまで、矮小化されたり、「色モノ」扱いされたり、真剣に考えるには足らないもの、という見なしを受けてきました。
 ひとりひとりの「ささやき」は、「わざわざ言うほどのことか」とか、「空気読め」とか、「雰囲気を考えろ」といった圧力の前では、かき消されてしまうこともあります。
 
 これまでGSPでは、性に関する数々のテーマを取り扱ってきました。セクハラ、アカハラ、DV、デートレイプ、セーファーセックス、リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、セクシュアル・マイノリティーなど、学生の要望や興味に応えて、学習や啓発を進めてきました。その中で大切にしてきたのは、「性」は「生」と同義であり、私たちすべての尊厳と誇りに関わるテーマであること、「性」が人権の問題であるという考えです。

 2004年から行っているこのレインボーパレードも、その重要さをひとつの形として表現したものであり、「性」を身近な問題として考えるきっかけを、多くの人に感じてもらうための場です。「レインボーパレード」は、一般的には「性的少数者」のためのパレードとして使用されることの多い言葉ですが、GSPのパレードは、「マイノリティ性」を問わず、広義の意味で使用しています。性に関わる問題は、充実した人生を送る上で誰にとっても重要であるという観点から、あらゆるひとが参加対象であると考えているからです。実際に、回を重ねるにつれ、参加者層はますます多様となり、それぞれが掲げるプラカードには、その人にとっての生/性の姿が映し出されています。

 「生と性」の問題について、「大切だと思います」と言うだけなら、誰にでもできます。しかし、「生と性」が含む数々のテーマや権利には、自分はもちろん、友人・家族・恋人など、たくさんの人の生き方が関わっているのです。
 誰かが必要以上に我慢を強いられたり、悲しい思いをすることのないよう、折りに触れて、その大切さを思い出す必要があります。このパレードを一緒に歩くことが、参加者の皆さんにとって何らかの機会になれば嬉しく思います。

 誰もが「当事者」なのです。
 「問題でない」とされてきたことを「問題」として捉え直していく作業は簡単ではありませんが、かき消されてきた「ささやき」が「叫び」になるとき、私たちは、変わる世界を確信するでしょう。

 
今年も一緒に、京都の街角を歩きましょう!

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 ◆リンク・問い合わせ◆

 ■こちらはGSP学園祭企画の特設ページです。
  GSPの設立趣旨やこれまでの活動について知りたい方は以下をご参照下さい。
  また、リンクして頂ける場合も、このページではなく、ホームページのトップにお願いします。

                        ホーム>> 立命館大学Gender Sexuality Project


 ■立命館大学の学園祭全体については「学友会特別事業室(学園祭事務局:さいぢ)」のページへどうぞ。

                        さいぢ>> 立命館大学学園祭2007


 ■GSP企画に関するお問い合わせは以下までお願いします。

                        MAIL:g_s_p000@hotmail.com
                         TEL :075−465−8250
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Illustrated by Mai Kudoh
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